僕がポーランドに来る理由。
どうもミヨシシンゴです!
前回の記事↓↓↓
http://shiiiin.hatenablog.com/entry/2017/02/02/225143
ポーランドに来るのは今回で2回目。
日本では「なんでポーランドなの?」ってよく聞かれます。笑
僕が海外に行くのには大きく分けて2つの目的があって、
1つがその国の生活を疑似体験すること。
そしてもう1つは会いたい人に会いに行くこと。
生活するにしても遊ぶにしても近くに知り合いがいるだけでその風景はがらりと変わると思います。
去年全国ツアーを終えた後に「どこの県が良かった?」と聞かれた時、思い出に残っていたのは知り合いに案内してもらった所ばかりでした。
それは海外でも同じで、一人旅で観光地を回るよりも、知人がいつも行くカフェで近況や地元の話をしている方がずっと満足感があるんです。
僕が好きなのはスケールよりもアットホームじゃないかと。
そしてこのポーランドという国にはとても尊敬している知人がいます。
ポーランド2都市の大学で日本語教師をしているKさんという方で、地元ではめっちゃ有名人。笑
日本で知り合ってからおよそ2年、去年の海外ツアーポーランド公演では現地コーディネートを自ら買って出て担当してくれました。
世界中を飛び回り、現在8ヵ国語を使いこなせるKさんには底知れぬ魅力と人を引き寄せる力があります。
今回はこのKさんの人生観を聞いてみようと首都ワルシャワから高速鉄道で1時間のウッチという街へやってきました。
ここウッチは昔工業地帯として栄え、今ではワルシャワに勤める人のベットタウン的存在になっている国内人口3位の都市。
ポーランドは地方の交通インフラがあまり整っていなかったのですが、最近になって急ピッチの整備が進み、ウッチにも都市部ならではの大きな新駅が出来ていました。
宿で待ち合わせたKさんと大通りを歩きながら近況の報告を。
実はいまポーランドでは落語心中の漫画が流行っているそうで、日本への関心は高まっているとのこと。
「これはまたポーランドに来る機会がありそう!」とニヤニヤしつつ地元の大衆酒場へ。
いや~聞きました。色んな話を。笑
日本人というだけで石を投げられたという20年前の中国天津、バブルの頃日本が東欧に及ぼした影響、そしてドラマ過ぎる恋愛遍歴。
何より心に響いたのは世界で現地語を覚える事の大切さでした。
語学は履歴書の為にある訳じゃない。
お前だけ喋れても何の意味もないんだ。
結局のところ人と人で、外国語なんてシグナルがちょっと違うだけなんだ。と語ってるKさんはとても熱く、格好良かったです。
そして気付いたら結構良い時間でした。笑
会いたい人に会ってその人の人生感に触れる、という経験は今後絶対に役に立つだろうな。そして心から尊敬出来る人に囲まれてる今の環境って実はとても幸せな事なんだろうな。
と思う反面、2ヵ月間ではとても足りない、会いたい人が多すぎる。と。笑